14、春唄

 

『春唄』

作詞・作曲/響貴永幸

(完成日 2010年3月26日)

 

桃色の花ひらひら

風に舞い散りゆらゆら

薄紅色の夕空

紅く染まるはうたかた

 

美しく儚き 春の夜の息吹

 

ちりばめた夢の欠片

重ね合わせてしまえば

描き続けた理想は

かたち纏(まと)いし 花となる

 

嵐に晒(さら)されて 花散らそうとも

 

桃色の風に彩られて

熱くたぎらせる この想いは

揺らぐ事ない大木となりて

明日への花を 咲かすだろう

 

 

桃色の風に色彩られて

街行き交う人波に呑まれ

時に疲れ果て 眠る事もあるにしろ

追い風に乗って

 

桃色の風に彩られて

熱くたぎらせる この想いは

揺らぐ事ない大木となりて

明日への花を 咲かすだろう

春の風を浴びながら